本校での教育方針を語る上で、まずインターナショナルスクールとは何かという点についてご理解頂く必要があります。
インターナショナルスクールとは、英語塾でもなければ、英会話スクールでもありません。
一般的に、英語塾や英会話スクールが英語を教えるところであるのに対し、インターナショナルスクールは英語で学ぶところです。
また、決定的に大きく違うのは、インターナショナルスクールでは、”国際的に認められる教育を行うこと”を大きな目的としている点にあります。国際的に認められる教育とは何か。端的に言うと、”自立して考える力”を養い、思考力をしっかりと身につけ、クリエイティビティ(独創性)を育む教育をすることです。
つまり、英語塾や英会話スクールでは、英語を教えるということを主な目的としているのに対し、インターナショナルスクールでは、人間力の形成という点に主眼を置きつつ、その一環のなかで言語力の向上を目指します。
また、生活環境がインターナショナルであるか否か、という点にも非常に大きな違いがあります。これは、子ども達の英語でのコミュニケーション能力において大きな成果の違いを生み出します。というのも、外国人の同年代の友達と供に遊び、英語で集団生活を送ることが英語力を向上させる一番の方法だからです。
たとえば、日本の英語教育現場でよく見受けられる教師だけが外国人という環境では、どうしても教師と生徒という、縦の関係のなかで英語が使われることに限定されてしまいます。子供同士という対等の関係で英語を喋る機会を与えることにより、いわゆる”外国人アレルギー”、”欧米コンプレックス”などという、しがらみから解き放たれ、外国人と対等に渡り合える英語力が発揮できるようになるのです。
以上のような理由から、葉山インターナショナルスクールでは、外国人の子ども達を積極的に受け入れ、
クラス内に外国人生徒が多くいるというような国際的な環境を維持するよう心掛けております。