葉山インターナショナルスクール

No. 04

葉山のサマースクールが
人見知りな私を変えてくれた

井上  恵怜名 Elena Inoue

卒業後、
Canadian International Schoolを経て
現在University of the Arts London

葉⼭インターナショナルスクールを通して、⽣徒たちは国際的視点を⾝に着け、様々な⽅⾯で活躍しています。
ここではその⽣徒たちを⼀部ご紹介します。

Q1.葉山インターナショナルスクールでの生活を振り返って、何が印象に残っていますか?
Elena:たくさんある葉山の思い出の中で、今日まで強く印象に残っているのはオレゴンサマースクールプログラムに参加したことです。
Q2. オレゴンキャンプが印象に残っているのはなぜですか?
Elena: オレゴンサマースクールが今日に至るまで私にとって大きな意味を持っているのは、そこで人と
接することに対するハードルを大きく下げ、英語のスキルを大幅に伸ばしてくれたからです。子供の頃私はとても人見知りでした。三歳の頃初めて葉山に登校した時は、全く話さず、喋ることも会話もできず、外に出て遊ぶことも苦手でした。しかし初めてオレゴンサマースクールに五歳の頃参加して、新しい人と話すことで多くの体験をし、その体験を通して英語を話すことに慣れました。色々な人と参加することで人と接することに慣れ、子供として、人間として成長することができました。オレゴンは私にとって英語話者としての原点でした。
Q3. オレゴンキャンプでの経験について教えてください
Elena: 私は全部で8回参加して、初めて参加したのは葉山に通い始めて2年目の5歳の時でした。私は人見知りで控えめな子供だったので、人に英語で話しかけたり大人数でなにかをするのができませんでした。ただオレゴンに始めて行ってから強い影響を受けてたくさんの英語を話すようになり、8年間毎年参加することで自分の英会話に自信を持てるようなり、新しい人に出会ったり、人と英語で話したり、普段いる場所から離れることにも慣れて、知らない場所で人生を過ごし、日本ではできないオレゴンならではのことを体験することができました。オレゴンでの体験を通して人間として、英語話者として成長し、日本以外からの視点で世界を見ることができるようになり、英語を今もそして未来も使いたいと思うようになりました。

Q4. 葉山インターナショナルスクール卒業後はどのような経路を辿りましたか?
Elena: 葉山インターナショナルスクールを卒業してからは、英語の勉強を続けたかったので東京にある〇〇インターナショナルスクールに六年生から高校の最後まで通いました。高校を卒業してからも英語の勉強を英語の環境で続けたかったので今在学しているロンドンの大学に出願しました。大学では葉山のように毎日英語で会話しています。子供の頃のように英語を話す環境で学べていることを嬉しく思っています。
Q5. あなたにとって葉山インターナショナルスクールはどのような所でしたか?
Elena : 葉山は私の心の中でも特別な所にあります。幼稚園から小学校まで通ったので幼少期の頃の思い出はほとんどここでできています。私は今19歳ですが、今でも夏にロンドンから帰ると遊びに来ています。葉山は今も変わらず和やかで、人も場所も親しみにあふれています。私にとって家のようなものです。
Q6. 将来は何を目指していますか?
Elena: 私の将来の目標は写真家になることです。オレゴンサマースクールプログラムに参加してから、私は人と繋がることや人を深く知ることに喜びを感じるようになりました。そして私にとって写真撮影は色々な人と繋がることができるものだったので写真家を志すようになりました。私は今ロンドン芸術大学でドキュメンタリー写真について勉強していて、私がなりたい写真家にいつの日かなれるように願っています。