葉山インターナショナルスクール

No. 02

葉山インターナショナルスクールでの経験が
医師を目指すきっかけとなった

関 隆之介 Ryunosuke Seki

葉山インターナショナルスクール 第一期生
卒業後、横須賀学院
(葉山のアフタースクールに通う)
→広尾学園→横浜市立大学医学部

葉⼭インターナショナルスクールを通して、⽣徒たちは国際的視点を⾝に着け、様々な⽅⾯で活躍しています。
ここではその⽣徒たちを⼀部ご紹介します。

Q1.葉⼭にはいつ⼊学しましたか?
Ryunosuke:元々は日本の普通の保育園に通っていました。しかし母がスプリングスクールのチラシを見て試しに私を入れてみたら、自由な校風や日本とは違った雰囲気、身体を動かして学ぶといったところを気に入り、母にここの学校に入りたいと相談しました。最初は英語ができないから無理だと言われていたのですが、それでも私は通いたいと言い最終的に5歳頃から通い始めました。
Q2. 今何をしていますか?
Ryunosuke: 横浜市立大学で医師を目指して勉強しています。
Q3. 何で医師になろうと思ったのですか?
Ryunosuke: 元々は研究者になろうと思っていました。そのきっかけを与えてくれたのは葉山インターナショナルスクールのサイエンスの授業です。サイエンスの授業は自分の身体を動かして実験をするというスタイルだったので、実験に興味を持ち小学生の頃に研究という道を志始めました。その後、中学受験をするに当たって葉山で興味を持ったサイエンスと英語が強い学校を探し、広尾学園に進学しました。広尾学園で色々な経験をしたことで将来は人の役に立ちたいという思いが強くなり医師を目指すことにしました。

Q4. 葉山で英語を学んで、何か役に立ちましたか?
Ryunosuke: 1番役立ったという記憶があるのは高校生の時に参加したDECAです。DECAは毎年アメリカで開催されるビジネスプランコンテストで、アメリカ以外にもカナダや中国、韓国、スペインなど様々な国から高校生が集まって自分たちが作ったビジネスプランを競い合います。この大会に参加するためには英語のレポートを書いて選抜を受けなければいけませんでした。私の周りの友達は英語ができないという理由で参加をしないと決める人が多かったです。しかし私は葉山インターナショナルスクールに通っていたおかげで英語に対する抵抗感が全くなかったのですぐに参加するという決断をすることができました。DECAは日本では経験できない規模だったし、自分で作ったビジネスで本気で生計を立てていこうとしている世界中の高校生が集まっていたので、ものすごく印象的で自分の人生を大きく変えた出来事の1つになっています。

Q5. なぜ葉山でボランティアをしようと思ったのですか?
Ryunosuke : 最初のきっかけは葉山インターナショナルスクールのスタッフからボランティアをやらないかというお誘いを受けたことです。夏休みだったので他の予定もありましたが、葉山インターナショナルスクールは自分にとってものすごく居心地のいい場所ですし、先生だったりスタッフもみんな優しい印象があったので、何か力になれるならなりたいなと思いボランティアに来ました。
Q6. 実際にボランティアをしてみてどうでしたか?
Ryunosuke: 以前は自分が楽しむ受け身側だったがボランティアに入ってみて子ども達を楽しませる側になりました。そこで自分は本当に子どもが好きなのだということと子どもと関わるのが得意だなということに気づき、将来は何か子どもに関わる仕事に就きたいと思うようになりました。元々医師を目指していたので葉山でのボランティアの経験を通じて今は小児科医になることを目指しています。